本物の英語能力をつけるために
英語を勉強する方法のひとつに洋書の活用があります。
ビジネスをはじめとして英語能力が必須になると言われている現在、英語塾や英会話スクールの人気が高まっています。とくに英会話スクールに通う人は習うより慣れろ、会話能力を重視しすぎている傾向があります。しかし、本物の英語能力を身につけるためには文章を読むこともやはり必要でしょう。
しかし、受験生やTOEICなどの資格向けの英語塾を除いて、文章読解や文法を学べる英語塾は驚くほど少ないのが現状です。それだけに洋書は英語の文章能力を学ぶことができる絶好の機会なのです。日本では活字離れによる表現・ボキャブラリーの貧困化が大きな問題となっています。それは英語でも同様、単に日常会話で使用される言葉だけを学んでいるだけでは本当の意味で英語を理解することは困難でしょう。
洋書のメリットとしては興味を持って勉強を進めていくことができる点も挙げられます。教科書や参考書など勉強用のテキストに対し、自分の興味がある分野の洋書を選ぶことで楽しみながら読んでいくことができるのです。もちろん、ある程度の読解能力は必要になりますが、コツコツ読んでいくうちに向上していきます。
最初にうちは辞書を片手になかなか先に進まずにイライラしていたものがだんだんスムーズに読んでいくことができるようになってくると読み進めるのが楽しくて仕方なくなってくるでしょう。
映画や音楽で英語を学ぶ方法もありますが、それに比べてずっと頭に入りやすく、効果も期待できます。また英語塾や英会話スクールと並行して読んでいくことで相乗効果も得られるでしょう。英語を学ぶひとつの手段として洋書を取り入れてみてはいかがでしょうか。
