英語塾選びでは授業料の比較が大事になりますが、忘れてはならないのが納付方法。
かつて大手英会話スクールが経営破たんに陥った際に生徒が支払っていた授業料が返還されない問題が大きく浮上しました。どのような方式で授業料を支払うのかは事前にしっかりと確認しておきたいところです。
英語塾の授業料の納付方法は大きく分けて2種類。月払いと一括払い。
一括払いの場合数か月分、あるいは1年分をまとめて支払わなければならない場合もでてきます。経営破たんによって返還が不能になるのはおもにこのケースです。料金も数十万円、あるいは100万円を越えるケースもあり、注意が必要です。
塾の中には長期分をまとめて支払えばその分割安になること売り文句に一括払いを勧めてくるとこもあります。こうした塾は金儲けを第一に考えていると判断するべきでしょう。
納付方法で注意したい点がもうひとつあります。一括払いした場合、途中で退塾した場合に授業料の返還を受けることができるかどうかです。その塾のクオリティに満足できなくなった、あるいは引越しなどで通うことができなくなったといった事情で止める場合、返還してくれるかどうかは重要な点です。
一括払いでの納付を求めている英語塾の多くは返還しないケースが多いのが現状です。ただレッスン回数や月割りで残った分を返還してくれるところもあります。納付方法を確認する際にはこうした点もチェックしておきましょう。
このように、納付方法ひとつとっても英語塾の姿勢や信頼性が明らかになります。大金を支払うことになりますから、安心して通うことができる塾を選びたいものです。