英語塾での授業は当然講師によって行われます。この講師の質がそのまま英語塾の良し悪しを決定するといっても過言ではありません。英語の場合、「話せる」ことが求人の重要な条件になっており、指導力の有無が問われないことも多いのです。
ですから、英語塾を比較する場合、求人情報をチェックするのも効果的です。つまり、その塾は講師にどの程度のレベルを求めているのか。英語力か、学歴か、過去の実績か。これらをチェックするだけでもどのような講師が雇われているのかを推測することができます。アルバイトの比率がどれだけ高いのかもチェックポイントとなるでしょう。学生アルバイトを多く募集している英語塾は質の面で不安を抱えていると言わざるを得ません。
もうひとつがどれだけ頻繁に求人広告を出しているか。
継続的に、あるいは頻繁に広告を出している英語塾はつねに人手不足、つまり離職率が高いことを意味しています。優れた講師がいないのか、講師をつなぎとめられる環境ではないのか。どちらにしろ学ぶ環境として相応しいのかどうか疑問があります。
このように、求人情報だけでも英語塾の良し悪しをある程度チェックすることができます。英語塾の情報収集というと塾が自分たちのよいところだけを押し出した宣伝に頼ってしまいがち。しかし求人情報のように本当の実態を覗き見ることができるような情報源も必要なのです。英語塾を探そうと思った場合には求人情報誌や求人サイトにも目を通してみてはいかがでしょうか。