指導方針について

塾の指導方針を確認しましょう。

英語塾はそれぞれ独自の指導方針を用意しています。その方針が自分に適しているかどうかも英語塾を選ぶ上での重要なポイントとなります。いくら優れた講師、恵まれた環境でも合わない場合もあるのです。

指導方針は大きく２つに分けられます。まず環境。少数精鋭をモットーにしているのか、大人数での授業を原則としているのか。個別レッスンを重視しているかなど。講師と生徒が密接な関係を築きながら授業を進めているかもポイントとなるでしょう。
そういうのが苦手な人も多いでしょうから、判断が難しいところです。

もうひとつがカリキュラム。英会話能力の向上を重視しているか、読解力の向上を重視しているのか、など。英語塾によって重視する目的によってカリキュラムが異なってきます。
机に向かってコツコツと勉強するのが向いている人もいれば、英会話スクールのように自由な環境で楽しみながら学んでいきたいと思っている人もいるでしょう。この点も指導方針の見極めのポイントとなります。

ひとつ注意したいのが英語塾の宣伝。独自性をアピールするために指導方針を前面に押し出しているところもあります。「他にはない独自のシステム」と銘打って説明しているところも。こういった塾の場合、本当に独自なのか、それとも実際には他でもいくらでも行われているようなものなのか、中身をよく吟味することが求められます。

指導方針を明確にしていない英語塾も少なくありません。過去の実績や漠然とした理念ばかりを並べているケースも。そういった場合も中身をよく確認して自分で判断することが求められます。指導方針は塾のスタイルと質両方に関わってくるものだけに、慎重に見極めたいところです。