英語の勉強にはさまざまな教材が必要になります。ヒアリング、リーディング、スピーキング…総合的な語学力を身につけるためにはひとつの教材だけでは不十分。そのため英語塾でも目的や生徒のレベルに合わせてさまざまなテキストを用意しています。問題なのは教材費がどの程度かかるか、です。
また教材費のほかにも定期的に実施されるテストや課外授業の費用、あるいは設備費用、入学費用などもかかります。英語塾を選ぶ際には授業料ばかりに目が行ってしまいがちですが、こうした諸経費が別途にプラスされてしまうケースも多いのです。
この諸経費の扱いで英語塾の信頼性を判断することもできるのです。良心的な英語塾の場合、料金はできるかぎりシンプルな内容となっており、諸経費を授業料に含んでいます。つまり授業料をチェックするだけにかかる費用を把握することができるのです。一方、いざ契約する段になってあれこれ諸経費を並べ立てて請求してくれる塾もあります。授業料を最低限に抑えていかにも良心的な塾のように思わせておいて諸経費で稼ごうという悪徳業者も少なくありません。できれば入学金と授業料のみで設定されている英語塾を選ぶようにしましょう。
このように、英語塾を比較する際には授業料だけでなく諸経費を含めたうえで総額を判断する必要があるのです。授業料の安さを前面に押し出しながらも諸経費を曖昧にしている塾も少なくありませんから、騙されないようにしたいものです。